Sorareのカードの選び方について、ポジション別の実体験的なヒントをご紹介します。今回はフォワード編です!
SorareのFWカードを選ぶ基準は?
フォワードはとにかく仕掛けてなんぼ。
まずはこちらのスコア表をご覧ください。
ファウル時の減点は、GKとMFが1点、DFは2点なのに対し、FWは-0.5点です。
ポゼッション負けも一番減点が小さくなっています。これらのスコア基準からもわかるように、フォワードの選手は、積極的に仕掛けたプレーの結果生じたミスに対する減点が低く設定されています。
一方、フォワードは守備的なプレーに対しての加点がありません。同時に、他のポジションの選手は減点対象の、失点時のマイナスもなし。
加点のポイント配分は、ディフェンダーやミッドフィルダーと同じです。
ここまでの結論としては、「よりゴールに近い位置でプレーし、よりゴールに迫るプレーの回数が多い選手ほどポイントが増える」傾向があります。
SorareのFWで重要なのは「決定的スコア」
フォワードは、加点・減点によるスコアの動きが、ほかのポジションより少ない。一方で、基礎点となる決定的スコア(The Decisive Score)の方は重要です。
こちらは、決定的スコアの判定材料となる各要素の一覧表です。Positive Impact(ポジティブ:加点要素)と、Negative Impact(ネガティブ:減点要素)があります。
フォワードがもっとも絡みそうなのは、ゴールとアシスト。それぞれ毎試合1つずつあるような選手がベストですね。(そんな選手は高額に決まっていますがw)
Sorareでは先発すると35ポイント、途中出場なら25ポイントのスコアがベースとなります。
決定的スコアのレベルが1以上になれば、そのスコアが保障されます。
Sorareにおけるフォワード選びで意識すべき点まとめ
一旦まとめましょう。
- フォワードは、守備的なプレーに加点も減点もほぼない(=チームの無失点や大量失点、相手セットプレーなどでの好守備は、スコアに影響なし)
- フォワードは、とにかく攻撃的な部分でアグレッシブでないとスコアが伸びない
- フォワードは、細かい加点よりも、ゴールやアシストで決定的スコアを最低1上げられるかが重要
フォワードの選び方はシンプル。とにかく仕掛けてゴールやアシストなど結果を出すことができる選手を選ぶことが重要。
SorareのFWの選び方(実際のカードを見ながら検証)
それでは、ここからは実際のカードを見ながらFWのカード選びについて掘り下げていきましょう。
2022-2023シーズンの頂点に君臨するのは、マンチェスター・シティに移籍加入したアーリング・ハーランドです。
2022年9月10日のトッテナム戦は延期でした。基本的にスタメン出場で、ほぼ1試合1点は取っている選手ですね。
2022-2023シーズンの最新カードがは2022年9月時点ではまだ発行されていません。そのため、ドルトムント時代のカードを参照しています。リミテッドの最安値で1700ドル(約24万円)ほどの値がついていますね。
資金があれば、このクラスの選手を集めてコンペティションの上位入りを目指すのも悪くない。
低予算で良いFWカードを探すための基準
さて、本題に戻ります。
低予算でできるだけ失敗なく選手を獲得するには、まずフォワードの特徴を知る必要があります。
FWカードの3つの大きな特徴
- 世界的な人気リーグでのスタメン選手は高い
- 得点力がある選手でも、JリーグなどアジアのリーグのFWは安い
- 若い選手ほど価格が高く、年齢が上がるほど安くなる
獲得優先順位(低コストでの効率を考慮)
- 下位チームの点取り屋(失点や敗戦が減点要素にならないため、弱いチームだろうが得点が取れる選手がスコアを稼げる)
- 攻撃回数の多い選手(加点が見込めるため、得点が取れなくてもスコアが安定して高くなりやすい)
- 途中出場が多い選手で、短い時間でゴールやアシストの結果を残すタイプ
出場時間が短いとマイナスのイメージが持たれがちです。しかし、Sorareのスコアシステムでは、短い時間でもゴールやアシストの結果を残して決定的なミスがなければ、スコア60以上が保障されます。
よって、短時間で結果を残せるタイプのフォワードにも価値が出ますし、先発起用ではない選手のため、安価で手に入ることが多いです。
おすすめのFW選手のサンプル
2022年の成績で、低予算で獲得すべき選手のタイプとしてお勧めの日本人選手がいます。
それは、アメリカMLSのシンシナティに所属する久保裕也選手です。
表示されている直近5試合ですべてでスコア(色付きの数字)を残しているので、コンスタントに出場していることがわかります。
久保裕也選手がフォワードとして優れているのは、今季スタメン出場がほとんどない状況にも関わらず、必ず出番があり、途中出場で結果を残す確率が高いところ。
直近5試合のなかでも2試合が60ポイントを超えています。そのうちの1試合の実績を見てみましょう。
SorareのコンペGW304で対象となっていたサンノゼ・アースクエイクス戦では、後半終盤の17分のみのプレーながら、1ゴール決めています。よって、決定的スコア(Decisive Score)が60ポイントついています。
途中出場は通常25ポイントスタートですが、決定的スコアが1つ上がれば、60ポイントのスコアが保障されます。そのほかの部分でマイナスになっても影響をうけません。
途中出場が多い選手は安くなる傾向が
で、これほどの成績を残していながらも、途中出場が多い選手は、価格が安くなる傾向があります。
リミテッドの久保裕也選手の最低価格は5ドルです。
もちろん、先発の選手で得点力のある選手を獲得するのがベストですが、低予算で勝負する時には必見のポイントです。
日本人ユーザーは安く良いFWカードを買えるかも?
「低予算で」という基準からカードを選ぶ際、実は日本人ユーザーは他の国のユーザーよりも大きなアドバンテージがあります。
それは、Jリーグの選手が安いこと。
Sorareにはリーグの人気や強弱で優劣の違いがないため、Jリーグで活躍している選手だけを揃えても、コンペティションによっては十分戦えます。
例えば、リミテッドのフォワードで、Jリーグ所属の選手の最高額(Highest Price)は300ドル程度です。言い換えれば、Jリーグのフォワードであれば、この金額以下で購入できるという見方もできます。
ちなみに、2022年9月23日現在のJ1得点ランキング1位はチアゴ・サンタナ選手です。
サンタナ選手の価格はいくらかと言うと、
リミテッドの最安値で28.12ドル(約4000円)でした。
最も得点を挙げている選手でもこのくらいで購入できるので、低予算でコンペティションで戦えるフォワードは、Jリーグからがお勧めです。
【実体験・余談】All Starコンペで賞金獲得を視野に入れたFW選び
これ以降は、リミテッドよりもひとつ上のランク、レア(Rare)のカードを使ったコンペで賞金獲得に役立つ情報をお届けします。
レアのカードを持っていれば参加できるAll Star(オールスター)というコンペティションでは、ほかのプレイヤーとの競争ではない賞金獲得のチャンスがあります。具体的には、自チームが合計で205ポイント以上取れば25ドル、250ポイント以上取れば50ドルの賞金がもらえます。
このコンペティションで賞金を狙うにあたり、できるだけ予算を抑えて効果的にスコアが狙えるフォワード獲得のコツをご覧ください。(ただし、本ページを執筆する前に、手探りで挑戦した際の記録となりますので、失敗談も多めですw)
*選手カードの価格はドル表示にしています。実際の取引は、仮想通貨のイーサリアム(ETH)で行われているため、法定通貨での価格は、ETHのレートにより変動します。
1枚目は、北海道コンサドーレ札幌の興梠 慎三選手の2022シーズンのボーナス率+5%カードを買いました。
2枚目は、水原三星ブルーウィングスの齋藤 学選手です。(2022シーズンに所属していた名古屋グランパス時代のボーナス率+6%カード)
【1人目】興梠 慎三選手を獲得した経緯
「J1のフォワード」で絞り込んで検索し、ベストバリューでトップに表示された興梠 慎三選手。
活躍にムラはあるものの、スタメン出場が続いているので、条件としては悪くない。
Sorareでは、最新のシーズンのカードには「ポイント付与率がアップするボーナス」が自動的に5%付きます。ボーナスは、それ以外にもカード使用量(経験値)によって付加されます。
まず、昨シーズン以前のカードで、ボーナス率の高いカードも探しました。ところが、+3%以上のボーナスがついていると10ドル以上も値段が高い。ほかにも、+1%がついた2020シーズンの29.88ドルで売られているカードも良いなと迷いました。しかし、1%程度ならそこまで大きな差ではないので、賞金獲得を考えて2022シーズンの5%(カード使用による上乗せボーナスは0%)のカードを購入しました。
【2人目】齋藤 学 選手を獲得した経緯
続いて2枚目のフォワードとして獲得した齋藤 学 選手について。
日本人選手で探そうと思い、ベストバリューの中で日本人選手を眺めていたところ、出てきました。
カードは、名古屋グランパス時代のカードで39.93ドル。
パフォーマンスにはムラがあるものの、安定して毎試合出場しています。
で、カードを眺めてより獲得すべき齋藤 学を見ていて実は失敗を犯してしまいました。
「値段が安くてボーナス付与率の高いカード」という意識で探している際、川崎フロンターレに所属していた頃の2020シーズンのカードを見つけて購入しました。これが、+3.5%で31.07ドルです。
しかし、購入後にポジションが違っていることに気が付きました。このとき購入したカードは、なんとミッドフィルダーとして設定されていて、フォワードではない・・・。
ということで、フォワードのカードを買いなおしました。
痛いと言うほどではないものの、低予算での挑戦を考えていた身としては、余計な出費をしてしまいました。
新たにカードを購入する際には、選手のパフォーマンス(特にゴール付近でのプレー頻度と、ゴールに迫る積極性を重視)、ボーナス率、そして何より「フォワードかどうか」をしっかり確認してから確定させましょう。
【3人目】中島 翔哉 選手を獲得した経緯
2022年10月22日に今シーズンよりトルコ1部のアンタルヤスポルに移籍した中島翔哉選手のレアカードを購入しました。
フォワードのポジションは、ここまで使用してきた2選手がアジアのチームの選手と言うことで、そろそろヨーロッパでプレーする選手を獲得しないとと思っていたところで、途中出場でも毎試合出ているタイプの選手を価格帯として100ドル以内で2名くらい購入するか、それ以外の要素で期待値や、スタメン定着、活躍が見込める選手で200ドルくらいの選手を1名という形で探していました。
候補として出てきていたのは、ポルトガル1部のサンタ・クララ所属の田川亨介選手
わかりやすいくらいに、条件に合致している、基本途中出場という状況で、たまに決定的スコアとなるゴールやアシストが入れば高スコアを獲得してくれるタイプの選手ですし、
価格も100ドル以下、そして、U23と、今後価格が上がる枠としても確保しておいてよい選手でもあります。
こんな感じではありますが、即戦力の200ドル以下の条件を探している中で、中島翔哉選手に行きついたわけです。
購入したのは、10月22日の50ポイントの試合の前だったので、購入して最初の試合は成功の部類になるのですが、そもそも中島翔哉選手に関しては、私が某赤いチームのユースチームの試合のブロガーとしてやっていた中で最も密に飛び回っていた時期に東京ヴェルディユースを対戦相手として迎えたときに、規格外の部分は体感してきたので、ある意味よく知っている選手の部類。
そして、ここ最近の状況としては、FCポルトというチームとの兼ね合いのところで消えていたものの、環境が揃えば活躍することが見えていたので、sorare対象リーグのトルコリーグ移籍が決まった段階でかなりチェックはしていました。
途中出場で即退場で2試合出場停止など、やや不運に見舞われた最近ですが、逆に言うと、ここから活躍すると価格が上がっていくことも考えれば、200ドル以下で買えるのは今だけかなというところで、購入に至りました。
これから主力として活躍し続けてくれることを期待しつつです!
田川亨介選手は、中島翔哉選手に活躍してもらって、レアオールスターで賞金を獲得したところで追加加入してもらう流れを想像しつつです!
【4人目】クワシ・オキア・ヴリード選手を獲得した経緯
ワールドカップ開催期間のコンペティションを参加するだけのために、 Internacional Specialのレアに使えるフォワードとして、クワシ・オキア・ヴリード選手を購入しました。W杯のガーナ代表には選出されていないものの、代表歴があるため、このコンペに参加できると言うことで参加賞狙いの購入メインでその中で、そもそもレアカードでフォワードの枚数が少ないため、W杯終了後もしっかりリーグ戦で使える可能性が高いカードを選びました。
同じ条件でディフェンダーも2枚獲得したのですが、10ドル〜20ドル前後なのに比べ、フォワードは安い選手でも100ドル近くと言うことが多く、結構な出費になるため、所属チームと出場状況まで調べて選んだつもりです(ドイツ2部のホルシュタイン・キール所属で、スタメン系の選手)
思い入れがあるわけでもないですが、縁があると思って、リーグ戦再開時には併用しながらレアオールスターでの賞金獲得に貢献してくれることを期待しています。
【5人目】 川﨑修平選手を獲得した経緯
2023年1月6日に、ポルトガル1部リーグのポルティモネンセに所属する川﨑修平選手のレアカードを購入しました。
海外でプレーする日本人選手は、頻繁にチェックしているのですが、ポルティモネンセのトップチームでは出場機会を得られていないものの年齢とポテンシャルを考えても、川﨑修平選手のカードが、相場よりだいぶ安い27.52ドルで出ていたため即購入しました。
購入前に、ポルティモネンセU-23のリーグ戦をチェックした限りは出場機会も得られており、結果も残しているということで、ポテンシャル買いですね。
現在は、同じくポルティモネンセに所属しているGKの中村航輔選手が不動のスタメンとなっていますが、ポルティモネンセ自体は、選手起用などにやや疑問がある(主力級を獲得しながら、全くチャンスを与えないことなども多い)ため、川﨑修平選手に関しても、契約期間だけ2025年までと長く設定しながら、飼い殺し状態にする心配もありつつですが、チャンスを掴んでのポルティモネンセでの活躍や、移籍後も含めて期待しながら待ちます。
(2023年1月9日追記)
Jリーグ復帰は全く想定していなかったのですが、1月8日にヴィッセル神戸が期限付き移籍で獲得という発表が出てびっくりw
値段も跳ね上がっていますw
SorareのFWカードの選び方まとめ
いかがでしょうか?Sorareでフォワードのカードを選ぶ際の基準や考えは理解できましたか?
フォワードのスコアの特徴や傾向を知っているか知らないかで、Sorareの攻略法もまったく変わってくることがお分かりいただけたと思います。
このページが選手選びのお手伝いになれば嬉しいです!
ポジション別ヒント
- Sorareのカードの選び方(FW編)
- Sorareのカードの選び方(MF編)
- Sorareのカードの選び方(DF編)
- Sorareのカードの選び方(GK編)