このページではSorareのコンペティションの基礎、画面各所の用語の意味、参加方法を詳しく解説していきます。そして、初心者におすすめのコンペ、日本人ユーザーにとって上位を狙いやすいコンペなど簡単な攻略法も、実例を交えながら情報を加えました。
Sorareは日本語に対応していないため、初見だと分からないことが多いかもしれません。Sorareで楽しく遊びながらカードを収集していくためにも、ぜひチェックしてみてください!
Sorareのコンペティションの概要

Sorareの基礎知識のページでも触れたとおり、Sorareは「カードを集める」「コンペを楽しむ」という2つの特徴を持つゲームです。
カードを集めてコンペに参加し、自分独自のチームを作って他のユーザーと成績を競い合います。成績上位に入ると、希少価値の高いカードやイーサリアムによる賞金が得られます。

コンペはバリエーション豊富です。
「無料カードで参加できる初心者向け」や「無料・有料カードどちらも利用可の中級向け」「有料のリミテッドカードのみ使用可」「レア以上のみ」の上級者向けなど、いくつもの種類があり、報酬も異なります。
ただ、どのコンペも根本的なルールは同じため、まず下記を覚えておいてください。(サッカーの場合)
- Sorareではいくつもの種類のコンペがある
- コンペごとに使用できるカードや条件が違う
- コンペは4日ごとに開催される
- コンペを選んで参加する
- 手持ちのカードから5人を選ぶ
- 5人の内訳は、GK、DF、MF、FW、Extra
- ExtraはGK以外のポジションから1人自由に選ぶ
- 現実世界の試合のパフォーマンスに基づいてポイント計算
- 1人あたりのポイントの最大値は100点(500点満点)
- 獲得ポイント総数で他の参加者と競い合う
- 上位に入ればレアカードや賞金ゲット
- 0点でも参加賞のカードがもらえるコンペもある
- コンペに参加してもカードは消費しない(保有したまま)

こんな風に、自分が作ったチームの選手ごとの活躍に応じてポイントが計算されます。この合計数を競うのがSorareのコンペの主旨。
少し話が変わりますが、アメリカやヨーロッパでは、ファンタジースポーツ(Fantasy Sports)というものが広く普及しています。
ファンタジースポーツとは、自分が監督の立場となり、実在する選手を自由に集めてきて架空の(=ファンタジーの)チームを作り、他のユーザーと競争するゲームです。
例えば、イングランド・プレミアリーグの「ファンタジープレミアリーグ(FPL)」もその1つで、サッカー好きのあいだでは大人気。
ファンタジーの主宰元(提供されるゲーム)によって、チーム編成の予算が決まっていたり、ポイントが付与される条件などが異なります。しかし、基本的には、1.自分が監督、2.チームを作る、3.現実と連動、4.ユーザー同士の競争、という特徴は共通です。
Sorareのコンペも同様です。
ただし、Sorareの場合、カードがユーザー間で取引できる(現金化できる・資産価値がある)という性質を持っているため、単なる娯楽の範疇を超えたファンタジースポーツとも言えるでしょう。
SorareのPlayページの各部の見方を解説
そんなSorareの基本を踏まえたうえで、実際の画面の様子を交えながら説明を掘り下げていきますね。
GameWeek(ゲームウィーク)

まず最初にGameWeek(ゲームウィーク)について解説します。
Sorareのコンペは、4日間をひとつのサイクルとして、次々に新しいコンペが開催されます。
上の画像は、次のコンペの開催日と直近のコンペの一覧を確認できる部分のスクリーンショットです。
一番上が次の予定日(参加締切日)、それ以下は過去の履歴。
最下段は第302回目のGW(GameWeek)で、開催日は2022年9月2-6日でした。その上が303回、期間は9月6-9日だったことを示しています。
最新のコンペがスタートする締切時刻までに、チームを作って参戦します。(参加せずにスルーしても問題ありません)
コンペの種類と各用語
コンペのページにはさまざまな案内・用語が書かれています。
まったくのゼロからコンペに参加するにあたり、最低限知っておきたい箇所をピックアップしました。
使用できるカードで絞り込み(Scarcity)

Scarcity(スケアシティ)は希少性を意味します。
前述のとおり、Sorareのコンペは使用できるカードのカテゴリで種類が分かれています。「無料のコモンカードで参加できるもの」「リミテッド以上」「レアのみ」「スーパーレアのみ」「ユニークのみ」「どのカードも利用可(Mix)」という区分があり、使えるカードの種類でコンペを絞り込みできます。
さまざまなコンペの種類
Sorareのコンペは、カードのスケアシティだけでなく、「U23(23歳以下の選手)のカードのみ使用可」「アメリカ大陸(北米・南米)の試合だけが対象のコンペ」「アジア(日本、中国、韓国のリーグとACL)だけ対象のコンペ」など、選手や試合によっても種類が分かれています。

さまざまなコンペが並んでいるため、最初は上から順にザッとチェックしてみてください。
参加できるコンペ・参加できないコンペ
自分が保有しているカードの種類によって、参加できるコンペ・参加できないコンペが明示されています。

参加できるコンペはREGISTER(登録)というボタンがあり、参加不可のコンペはLOCKEDと表示してあります。ちなみに、その横の人型マークと数字は、そのコンペの参加人数です。
コンペごとの報酬の種類
コンペごとに、色のついた丸のマークと数字が書いてあります。

これらの丸マークと数字は、報酬のカードの種類と枚数を示しています。例えば画像中の一番上は、「参加者に合計200枚のリミテッドカードを進呈」という意味。一番下は、「スーパーレアが2枚」という意味です。
黄色がリミテッド、赤がレア、青がスーパーレア、黒がユニークカードを示しています。

さらに、より上位のコンペになると賞金がついてきます。

1位〜3位までに入ったユーザーには、お宝カードとともにイーサリアムによる賞金が進呈されます。
なお、この報酬の画面では、カードのところにTier1、Tier2(ティア1、ティア2)といった表記がついています。
このTierとは階層を意味します。
Sorareのカードは、スケアシティ(希少性)が同じグループのカードでも、選手によってランク分けされているようです。Tier1がもっとも良いランク、Tier2はその下。
より上位を目指し、より良いカードと賞金を狙いましょう。
コンペの詳細(参加条件やリワード)
各コンペをクリックすると、使用できるカードの条件、対象の試合、報酬を確認できます。
参加情報(使用できるカードなど)

この画像は、Casual(カジュアル)というコンペの条件ページです。
All competitions are coveredは、「すべてのリーグのカードが使えます」という意味。コンペによって制限が異なります。
Common only(コモンオンリー)は、「このコンペは無料のカードのみ使用できます」ということ。

こちらはSpecialist Limited(スペシャリストリミテッド)というコンペのページ。
このコンペでは、最下段に書いてあるようにリミテッドカードのみが使用できます。さらに、キャプテンの指定(後述)はなし、同じチームの選手は2名まで使用可、そのほか直近の成績でも使用できるカードが限定されています。
コンペによって、このように条件(Requirements:リクワイアメンツ)が異なりますので、それぞれご確認ください。
コンペで対象となる試合
Matches(試合)の箇所をクリックすると、そのコンペで対象となっている試合を確認できます。

ここがかなり重要です。
最初のころは、自分が保有する選手の所属チームの試合が、まったくないかもしれません。
例えば、対象がヨーロッパの試合ばかりで、自分の手持ちがJリーグの選手だけ、ということもあるでしょう。
Sorareでは、コンペの種類によっては、試合が無い選手だけでチームを組んで参加することもできます。その場合、ポイントは必然的にゼロとなりますが、0点でも参加賞のカードはもらえます。
報酬(PrizePool)

PrizePool(報酬)の項目では、トップ3の報酬と、3位以下の報酬が書いてあります。
Sorareに登録したら、まずアカデミー(Academy)で練習
はじめる前にこのページを読んだ方や、はじめてまもない方にはすでに難解な部分があったかもしれませんが、ご安心ください。
Sorareでは、ビギナーのための練習の場として、無料で挑戦できるアカデミー(Academy)というコンペティションが用意されています。

アカデミーは4つに分けられています。
- アカデミーノービス(Academy Novice)
- アカデミーインターミディエイト(Academy Intermediate)
- アカデミープロフィシェント(Academy Proficient))
- アカデミーアドバンスド(Academy Advanced)
それぞれに課題が用意されていて、クリアすることで次の段階に挑戦できる仕組みになっています。
Sorareのコンペは基本的に、ほかの参加者と競争して上位を目指し、よりよいカードや賞金の獲得を目指します。
ところが、このアカデミーではほかの参加者は関係ありません。みずからが選んだ選手の獲得したスコア合計のみで、報酬のカードを狙うことができます。
他者を気にせずトライし、感覚をつかみましょう。
以下は各アカデミーの報酬と参加条件です。
アカデミーノービス(Academy Novice)
アカデミーノービスは、一番最初に挑戦できるコンペです。

アカデミーノービスでは、スコアに応じて上記のカードがもらえます。
自分が作ったチームが合計400ポイント以上稼いだなら、有料カードのリミテッドが1枚もらえます。300ポイント以上ならStarクラスのコモンカード、それ以下も必ず一枚はコモンカードがもらえます。

アカデミーノービスの課題(チャレンジ)は、以下。
- チーム合計で100ポイントを超えること
- 1人の選手が50ポイント以上を取ること
この2つをクリアすると、次の段階のアカデミーに挑戦することができます。

課題をクリアしたら、このように「卒業」の案内が出ます。卒業したら、再挑戦はできません。次へ進みます。
アカデミーインターミディエイト(Academy Intermediate)
インターミディエイトは、2段階目のアカデミーコンペです。

アカデミーインターミディエイトの報酬はこちら。
450ポイント以上取ればTier2レベルのリミテッドカード。400ポイント以上ならTier3のリミテッド。それ以下はコモンカードがもらえます。

アカデミーインターミディエイトの課題は以下の3点。
- ランキングで上位50%以上に入ること
- 1人の選手がゴール、アシストなど「決定的スコア」の項目うち1つを行う
- キャプテンに指定した選手が50ポイント以上を得る
この3の条件をクリアすれば、卒業して次へ進みます。
決定的スコア(Decisive Score)は、試合に直接影響を与える統計(ゴール、アシスト、レッドカード、ほか)の総称で、Sorareのポイント判定基準の名称です。詳しくは後述の「スコア計算」の解説をご覧ください。
アカデミープロフィシェント(Academy Proficient)
3段階目はアカデミープロフィシェントと言います。

報酬は2段階目のインターミディエイトと同じですね。ゼロ点でも必ずコモンカードはもらえます。

アカデミープロフィシェントの課題は2つ。
- ランキングで上位25%に入ること
- 1人の選手がオールアラウンドスコアポイントを20以上獲得
これらを達成したら、最後のアカデミーアドバンスドに進みます。
オールアラウンドスコアも、決定的スコアと同じくSorareのポイント判定基準の名称です。
アカデミーアドバンスド(Academy Advanced)
アカデミーアドバンスドは、4つのアカデミーの最終レベル。

ゼロ点でもコモンのカードはもらえます。

アカデミーアドバンスドの課題は3つ。
- リミテッドカードを獲得(400ポイント以上取る)
- 1ゴール
- 1人の選手がオールアラウンドスコア25点以上獲得
これらを達成したら全アカデミー卒業となります。
なお、アカデミーはSorareを知るための練習の場として設けられていて、強制参加ではありません。アカデミーに参加しない・卒業していない状態でも他のコンペにも参加できます。
アカデミーの進級課題はそこそこハードなので、簡単に上がれません(笑)それでも、参加しさえすれば必ずカードがもらえますから、やらない手はない。
いつでも挑戦できますから、気がむいたときに気軽にチャレンジしてみてください。
Sorareコンペの参加方法を解説(カジュアル)
さて、それではここからはSorareのコンペに参加するための手順を具体的にご説明します。
1.コンペを選ぶ

参加したい(参加できる状態の)コンペのREGISTER(登録)をクリックします。
今回は、カジュアル(Casual)という、誰でも挑戦できるコンペを例にしました。
カジュアルコンペの詳細
REGISTERをクリックする前に、コンペの条件などもチェックしておきましょう。(コンペの名称をクリックすると表示されます)

使用できるカードは無料のコモンのみ。
対象試合を確認

今回のゲームウィーク(GW309)は、南米のリーグ戦やUEFAネーションズリーグなどが対象となっていました。

My Matchesを押すと、自分が保有しているカードの選手が所属しているチームの試合だけが表示されます。(所属チームの試合が1つもなければ、ここには何も出ません)
報酬の確認

PrizePoolで報酬チェック。

カジュアルのコンペでは、賞金は出ません。しかし1位~3位はもちろん、4位から10位にもリミテッド、11位から100位もTier3のリミテッドカードがもらえます。
さらに101位から上位10%は最上級のStarランクのコモンカード、最下層の50%から100%もTier2コモン。
つまりカジュアルのコンペは、参加しさえすれば全員カードをゲットできます。
2.カードを選ぶ
話を戻しましょう。REGISTERをクリックしたら、いよいよメンバーの選定です。

デスクトップではこんな感じの画面、スマホの場合は、各ポジション(濃い灰色の部分)をクリックしたら、該当する選手(カード)の一覧が出ます。
カード選択画面の各部
カードにはいろいろな数字が書いてあります。

顔写真のとなり、色の背景がついている数字は、その選手が直近の試合で獲得している平均ポイントを示しています。ここが多いほど安定して活躍している、と読み取れます。
上のL5はLast5(直近5試合の平均)で、L15は直近15試合という意味。切り替えることで獲得ポイント数が変化します。
獲得ポイント数の横にある+5%は、カードに付加されたボーナス率を示しています。コンペで選手が獲得したポイントは、ボーナス率のパーセンテージ分だけプラスアルファされます。
例えば、カードに+5%ついていて、その選手を使ってコンペで50ポイント稼いだなら、50 × 105% = 52.5が実際の獲得ポイントです。
Sorareのカードは、同じ選手でも最新シーズンの新たなカードにはボーナスがつきます。また、カードの使用実績に応じて経験値が貯まり、ボーナスが付与されるという仕組みもあります。
一番左端のNGは「No Game」の略。 このコンペで所属チームの試合が対象に含まれていない(つまり選んでも0ポイント確定)を意味します。

ゴールキーパーは試合がある選手のカードを持っていなかったため、今回はしかたなくNGの選手をチョイス。(コンサドーレの菅野孝憲選手を起用)
次のDEF(ディフェンダー)は、ちょうど南米の選手のカードを持っていました。試合がある選手の場合は、カードの端にクラブのエンブレムが出ます。

こんな風に、各ポジションを埋めていきます。結局、試合があるのは2選手のみ、ほかはNo Game。
3.キャプテンを選ぶ
ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワード、エクストラ(GK以外であと1人)の5人を選んだら、次はキャプテンの指名です。

キャプテンに選ぶと、その選手のボーナス率がアップします。

指名選手のCマークをクリックしてください。(コンペによっては、キャプテンの選択がありません)
4.完成したら確定

全部済んだらComfirm(確定)をクリック。

Joinedと出ましたら、参加できています。
あとからメンバーを変えたくなったら、締め切り前に端のペンのマークを押して選びなおしてください。
5.結果の確認
対象の試合が済んだら、「Play」のページ内の「Past(過去)」から、結果を確認できます。

今回のコンペでは、3人は試合が無かったのでNG(No Game)の0点でした。
一方、試合があったブラジル・セアラーSC所属のメシアス選手は48ポイント、同・コリンチャンスのホジェル・ゲデス選手は96ポイント稼いでいました。合計は144.28ポイントです。
参加者78,893人中20,763位でしたが、これでも参加賞としてコモンカードはもらえます。
Sorareのスコア(ポイント)の計算ルールは?
ここで、今回のコンペの結果を用いてスコアについても触れましょう。
選手をクリックすると、その選手が試合中に獲得したスコアの詳細を確認できます。

今回のチームで最多96ポイントを稼いでくれたホジェル・ゲデス選手を見てみますと、正味のスコアは77点(76.8点)でした。しかし、5.5%のボーナスとキャプテン任命ボーナスの20%、合計25.5%の上乗せがありますので、76.8×125.5% = 96点になっています。
Decisive ScoreとAll Around Score
Sorareのスコアは、Decisive Score(ディサイシブスコア = 決定的スコア)とAll Around Score(オールアラウンドスコア)の合算で構成されます。
Decisive Score(ディサイシブスコア)
ディサイシブスコアは、試合結果を左右する大きな働きの有無で判定される、いわば基礎点のようなもの。

「Positive Impact(ポジティブインパクト:加点項目)」と「Negative Impact(ネガティブインパクト:減点項目)」の両面に項目があります。
加点される要素はこちら。
- Goal…ゴールを決める
- Assist…アシスト成功
- Penalty Won…PK獲得
- Clearance off the line…キーパー以外の選手が、決定的なシュートをゴールライン付近でクリア
- Cleansheet…無失点で試合を終える(GKのみ対象)
- Penalty Save…PK阻止
- Last man tackle…最終ラインに残る唯一の選手が、タックルでボールを止めるプレー
減点される項目は以下。
- Red Card…レッドカードを受ける
- Own Goal…オウンゴール
- Penalty conceded…PKを与えるプレー
- Error leads to a goal…失点につながるミス
- Concede 3 or more goals…3失点以上(GKのみ対象)
これらのアクションの有無と回数によって、基礎点が下記の表に基づいて決定されます。

決定的スコアがゼロでも、先発出場なら基礎点は35ポイント。途中出場なら25ポイントです。
試合中にゴールを決めたら加点1で、基礎点が60ポイントに跳ね上がります。さらに、この基礎点は保証(ギャランティード:Guaranteed)されるため、後述のオールアラウンドスコア(試合中の各種の動きに基づく細かい加点・減点)で、どれだけ減点が多くても基礎点以下にはなりません。

今回のホジェル・ゲデス選手は、試合中に1ゴール決めていました。よって、Decisive Scoreが60ポイントついていたわけです。
All Around Score(オールアラウンドスコア)
オールアラウンドスコアは、ディサイシブスコアの項目よりも軽微な、試合中のプレーに基づくポイントです。

基本項目、ディフェンス(守備)、ポゼッション(ボール保持)、パス、アタック(攻撃)のカテゴリで、細かく項目が並んでいます。
デュエルの勝利、アシスト狙い、正確なパス、ビッグチャンス失敗、枠内シュート、そのほか項目はいろいろ。それぞれ加点・減点があり、このトータルが「オールアラウンドスコア」として計上され、先ほどの「決定的スコア」と合算されます。
今回のホジェル・ゲデス選手はフォワードです。ディフェンスの項目は計上なし(上の画像には映っていません)で、アタックの項目は、3回のビッグチャンス失敗による-15点ついていますが、枠内シュート12点+、ボックス侵入2点+、競り勝ち+1点で、プラマイゼロでした。
パスとポゼッションの加点がいくつかあったので「オールアラウンドスコア」は合計16.8点、基礎点となる「決定的スコア」の60点と足して、76.8(四捨五入して77点と表記)になったわけです。
この部分のルールと項目については用語集にもまとめていますので、プレーを始めたあとに改めてご確認ください。
【Sorare攻略法1】低予算でリミテッド獲得を狙えるおすすめコンペ
いかがでしょうか?コンペに参加する流れや、スコア計算の大まかなイメージはできましたか?
これ以降は、もう少し具体的に踏み込んだ、日本人プレイヤーにとって効果的なノウハウ・攻略法的な知識をご紹介します。(体験者:ブクメ)
日本人でも挑戦しやすいコンペは?

日本人が挑戦するなら、断然Asia(アジア)のコンペをおすすめします。
シーズンオフや代表ウィーク時には登場しませんが、日本人にとって狙いやすい理由が4つあります。
- 対象は日本Jリーグ(J1のみ)、韓国Kリーグ(K1のみ)、中国リーグ(1部/超級のみ)とACL
- 日本人ならJリーグは情報収集しやすい(外国人には難しい)
- 中国リーグのカード発行がないため、実質JリーグとKリーグのカードで勝負できる
- Asiaエリアでプレーする選手のカード価格が安い
ほかのコンペティションは、例えば毎試合ゴールを決めるようなスター選手や、ほとんど失点をしない強豪チームのディフェンダーやゴールキーパー、カード自体のレベルが高めかつボーナス率が高い猛者たちと競争することになるため、上位入りはかなり難しいです。
一方、アジアは参加者も少なく、他にくらべてハードルが低い。
最初から上位争いできそうなカードを買って挑戦するのも良いですが、低予算でもリミテッドカードが狙える現実的なリーグがAsiaなのです。
アジア挑戦の実例(GW300)
実際の例をご覧ください。
2022年8月26日-30日のGW300では、報酬の配分は以下でした、

このゲームウィークは、最下層ではありますが、Tier3のリミテッドを獲得できました。
この時のメンバーが以下。

それぞれの選手の購入価格が以下。

ゴールキーパーは韓国のPark Bae Jong選手。57.54ドルで購入。

ディフェンダーは韓国のHwang Jae Won選手。9.23ドルで購入。

ミッドフィルダーは川崎フロンターレの家長昭博選手で、13.08ドル。

フォワードは齋藤学。7.67ドルで購入。カードは名古屋グランパス時代(2022年夏に韓国の水原三星ブルーウィングスに移籍しましたね)

エクストラには、ミッドフィルダーの松木玖生を選択。カードは37.13ドルで買いました。
このチームの予算は、合計124.65ドルです。1ドル145円計算でも2万円までいかないくらい。

このチームで、GW300は341を稼ぎ、以下の選手を獲得しました。

韓国Kリーグ1の江原FCに所属するRim Chang-Wooという選手のカードです。

知らない選手ですが、選手情報を見てみると、安定して試合に出場し、平均スコアもなかなか良い様子。

この選手の販売価格を見てみたら、2ドル~3ドルの間くらいでした。300円ぐらいの収益を得たイメージですね。

リミテッド以上のカードは販売も可能です。また、ユーザー同士での取引もでき、ほかのユーザーから「売ってくれないか」とオファーが届くこともあります。
カードを取得した翌日にさっそく一通届いていました。相場より安く買おうとするなよと思いつつ(笑)、記念にスクショ。
今後もアジアが出ているタイミングでは積極的に狙っていこうと思います。
【Sorare攻略法2】安めレアカード布陣で賞金を狙う
もう1つ、リミテッドの上位ランクのレア(Rare)を使ったコンペに関するヒントもご覧ください。
レアカードで楽しむ
レアのカードを揃えれば、さらに上のランクのコンペティションに参加できます。しかし、当然ながらリミテッドよりも高い価格で取引されているため、ハードルも高くなります。

毎試合スタメン出場していてポイントを安定して稼いでくれそうな選手を探そうとすると、最低でも1枚100ドル(約14,000円)程度は必要。
コンペティションは計5枚のカードを使用するため、レア以上のカードが参加条件になるコンペで上位を狙おうとすれば、少なくとも500ドルはかかります。
さらに、ゴールキーパーはほかのポジションより値段がやや高い(人数が少なく、控えの選手が途中から入る可能性も低いため)

ほかのリーグに比べると低価格なJリーグのカードでも、スタメン出場しているGKは高めです。
5試合平均で40~50ほどスコアを稼いでいる選手のなかでは、北海道コンサドーレ札幌の菅野孝憲選手が400ドルぐらいで最安値でした。(調べたタイミングでは)
このように、プレーしていると「GKは高め」や「若い選手の方が値段が上がりやすい」など様々な要素に気づきます。
各ポジションでポイントを獲れそうなレアカードを用意して挑戦するとなると、実際の最低予算は1000ドルほどかもしれません。
RareのAll Starは課題クリアで賞金ゲット
Sorareでは、レアのカードで参加できるコンペの1つに、一定のスコアを取れば賞金がもらえるタイプのものがあります。

それが、このオールスター(All Star)です。

ALL STARは、ソラーレで対象になる全てのリーグと大会が対象。つまりJリーグの選手も使用可能。

報酬は、他のコンペティション同様です。上位入りすると順位に応じた賞金やカードが用意されています。
しかし、このコンペティションだけ他と違う点が、以下の追加要素。

スコアに準じた報酬として、250ポイント以上取れば約50ドル、205ポイント以上なら約25ドルの賞金が用意されています。
そう、このAll starは、指定のスコアを超えれば順位に関係なく報酬がもらえるのです。アカデミーと同じく、ほかの参加者を気にすることはありません。
報酬がもらえるスコアの設定が絶妙で、5人の平均が50ポイントを超えれば計250ポイントオーバーとなり50ドル獲得、40ポイントを超えれば25ドル。
Sorareでは、選手がスタメンかつ、よほどの大敗をしない限りは40ポイントは軽く超えます。ゴールやアシストや決定機阻止など大きなプレーをすれば、50ポイントも普通に超えます。200や250ポイントは、ちょうど良い目標と言えるでしょう。
最初に書いたように、ゴールキーパーの選手にこだわりすぎると、初期投資がやや高めになります。万が一そのキーパーが怪我で離脱したり、チームの調子が悪くて正GKを外されてしまうと、ポイント獲得の望みがなくなりますから、ややギャンブル。
したがって、ゴールキーパーも手頃な選手を選び、50ポイント以上をコンスタントに稼げそうなフィールドプレイヤーを4人揃えるという考え方の方が得策かもしれません。
Sorareのコンペ参加手順とヒントまとめ
いかがでしょうか?かなり長くなってしまいましたが、Sorareのコンペがどのようなものなのか、概要、用語、参加手順、コツなどイメージできましたか?
最後にもう一度、コンペの要点をおさらいします。
- Sorareではいくつもの種類のコンペがある
- コンペごとに使用できるカードや条件が違う
- コンペは4日ごとに開催される
- コンペを選んで参加する
- 手持ちのカードから5人を選ぶ
- 5人の内訳は、GK、DF、MF、FW、Extra
- ExtraはGK以外のポジションから1人自由に選ぶ
- 現実世界の試合のパフォーマンスに基づいてポイント計算
- 1人あたりのポイントの最大値は100点(500点満点)
- ポイントは「決定的スコア」と「オールアラウンドスコア」の合算
- 獲得ポイント総数で他の参加者と競い合う
- 上位に入ればレアカードや賞金ゲット
- 0点でも参加賞のカードがもらえるコンペもある
- コンペに参加してもカードは消費しない(保有したまま)
日本語非対応のため難しく感じてしまいますが、Sorareのコンペのルールは「カードを選んでチームを作り、上位を目指す」と、実はシンプルです。
コンペで上位入賞すると、貴重なカードや賞金がもらえます。
コンペによっては、参加するだけで新しいカードがもらえます。
コンペによっては、課題をクリアするだけで賞金がもらえます。
コンペに参加しても、カードは消費しません。何度でもチャレンジできます。
まずは無料のカードでアカデミーに挑戦したり、カジュアルで感覚をつかんでみてください。それからリミテッドやレアのコンペに参加して、賞金獲得を目指しましょう!