Sorareポジション別攻略方法、こちらのページはミッドフィルダー編です。MFのカードを買う際の判断基準を、実際の様子を交えながら解説しています。
SorareのMF(MID)カードを選ぶ基準は?
まず、Sorareにおけるミッドフィルダー(MID)の特徴を、オールアラウンドスコアにおける他のポジションと比較をしながら見ていきましょう。
ミスに対する減点は、ディフェンダーとフォワードの中間くらい。
無失点と失点の加減点と、守備の加点
試合を無失点におさえたとしても、加点がありません。反対に、失点時の減点はしっかりあるという鬼畜w
ただし、守備的なプレーでも加点があります。守備的・攻撃的なミッドフィルダーでスコアが分かれていないため、「守備がおろそかなミッドフィルダーはスコアが伸びにくい傾向がある」とも取れますね。
ポゼッションとデュエルの加点・減点
ミッドフィルダーは、ディフェンダーやフォワードに比べて、ポゼッションによる影響が大きい。
フォワードが5回ポゼッション負けして0.5ポイント減点になるところが、ミッドフィルダーの場合は、1回のポゼッション負けで0.5ポイントの減点となります。
逆にフォワードがポゼッションに勝利しても加点はないところが、ポゼッションの勝利で0.5ポイント加点です。つまり、「攻守にわたってしっかりパスを受けて起点となれる選手」が、よりポイントを稼げる良い選手という評価になります。
Sorareにおけるミッドフィルダー選びで意識すべきスコアの傾向(まとめ)
- チームの失点で減点あり(フォワードは減点がない)
- ポゼッション勝利と負けの数がスコアに大きく影響
- 守備的なプレーのミスの減点が少なく、成功での加点が高い
安定を考えると守備的なMFの方が使いやすいです。ただ、攻撃的なMFのなかでも突出した選手は、減点以上に攻撃の加点を稼いでくれたり、「決定的スコア」に含まれるゴールやアシストなどの活躍により、ベーススコアが60以上になります。
SorareのMFの選び方(実際のカードを見ながら検証)
それらを加味すると、デ・ブライネあたりが理想的な選手と言えます。
Sorareにおけるデ・ブライネの良さは攻撃面にあり
マンチェスター・シティという「規格外のチーム」に所属する彼自身も「規格外の選手」なので、カードの価格も一流です。
「デ・ブライネを紹介されても手が届かないよ」と言われそうですが、どの点が理想的なのかを書き出してみます。
まず試合ごとに稼ぐ平均スコアが高い。出場なしの1試合は延期です。直近の試合は、100ポイント(満点)を叩き出しました。
このウェールズ戦での成績内訳を見てみます。
1ゴール1アシストしているため、決定的スコア(Decisive Score:基礎点)が70ポイントついています。Sorareでは、ゴール、アシスト、レッドカードなど試合結果を左右する重要な要素が「決定的スコア」に算入され、その数に応じてベースとなる点数が決まります。
この決定的スコアが最低ラインとなるため、仮に試合中にポゼッションやデュエルで負け続けても、このスコアより下がることはありません。
攻撃的なMFは、結局のところプレー内容よりも結果を出せばよい。
それでいて、デ・ブライネの場合は、ゴールやアシストがなくてもスコアが積みあがるプレーを何度もしています。
失点による2点マイナスはあるものの、ファールに関しては、受ける回数の方が多くて加点です。
守備面では、タックルの勝利で3ポイント加点。
ポゼッションやデュエルでは減点の方が上回るものの、
攻撃的なプレーの回数や、効果的なプレーのスコアが圧倒的です。
結局、オールアラウンドスコアの方では31.4ポイントついていました。もしもゴールとアシストがなくても、スタメン出場で与えられる基礎点35ポイントに31.4ポイントを足して、60ポイント以上は稼いだ計算です。
このくらい攻撃面で突出したMFであれば、守備面を割り引いたとしても安定してスコアが得られます。
ただし、すでにお伝えしたように、このクラスの選手はかなりの高額です。
デ・ブライネは、2022-2023シーズンのカードが発行されていないため、2021-2022のカードが最新です。
調べたタイミングだと、販売中のカードは12,000ドル(約170万円)越えのレア1枚と、53,000ドル(約750万円)越えのスーパーレア1枚の計2枚のみでした。
リミテッドは売りに出されていませんが、仮に販売する人がいたとしたら軽く1000ドル(約14万円)は超えてくると思われます。
守備面では日本代表の遠藤航も良いMF
もう1枚、今度は守備にフォーカスしてみてみましょう。
守備的なMFでお勧めなのは、お馴染みブンデスリーガでデュエル王となっている遠藤航選手です。
パッと見では、それほどスコアが高くないように見えます。しかし、リーグ順位が下位で、失点も比較的多めなシュツットガルトでプレーしているというところを考慮すると、安定してこのスコアを取れているのは凄いこと。
遠藤航のどの部分が守備的MFとしてお勧めなのかは、数字を見ればわかります。
まず、1-3で敗れたフランクフルト戦のパフォーマンスで見てみますと、3失点して6ポイントの減点があるにもかかわらず、トータルでは50ポイント越えのスコアを取れています。
試合展開は劣勢のため、ミスが多くてマイナスが大きい選手も多いであろうなか、デュエルとポゼッションの合計がプラスです。
精度の高いパス(Accurate Pass)も33本と数が多く、中盤から前線への効果的なパスの回数も多いなどから、合計17.7ポイントの加点となっています。
これらの数値を見れば、遠藤航選手個人のMFとしての能力は一目瞭然。
しかし、カード価格を見ると…
もっと評価されても良い遠藤航選手のリミテッドの最安値がなんと、17.55ドル(安すぎる!)
このような選手を見つけてメンバーに加えるのが、低予算でのミッドフィルダー選択のコツと言えるでしょう。
仮に、欧州5大リーグの優勝争いするようなチームに移籍してスタメンを勝ち取れれば、価格は確実に跳ね上がります。
トレーディングカードとしてコレクション感覚で投資するにも、期待値の高い選手だと思います。
MFカードの3つの大きな特徴
- 攻撃的なMFはスコアが伸びやすいが、選び方を間違えると減点が増えスコアが不安定になる
- 守備的MFで優れた数字を持っていても、チームが弱いと評価されにくく、カードが安くなる
- チャンスの多いポジションで選手数も多いため、探せば割と良い選手が安く買える
販売されているカードの数でも、ミッドフィルダーは最も多い。探し甲斐がありますね。
獲得優先順位(低コストでの効率を考慮)
- 安定したスコアを狙うなら守備的ミッドフィルダーでミスの少ないタイプ
- 攻撃的ミッドフィルダーは、ミスが多いと減点が多くなるため、セットプレーやPKを任される選手が良い
- 途中出場が多い選手で、短い時間でアシストやゴールの結果を残すタイプ
こちらの齋藤学選手のように、移籍した時にチームによってはフォワード登録になったり、ミッドフィルダー登録になったりもします。このように、カードにおけるポジション設定が変わる選手がいるのもミッドフィルダーではよくある話です。
ここで、選手の選び方の話とは少し違ってしまいますが、ひとつヒントを。
例えば、この斉藤選手のように、現所属チームでミッドフィルダーとしてプレーしてる選手が、仮に攻撃的なタイプの場合。チーム自体の失点が多くて減点が増える恐れがあるなら、それを避けるために以前所属していたチームの「フォワードとして発行されている過去シーズンのカード」を使ってコンペに参戦、というのも一つの手です。
当然フォワード枠を使うことになりますが、同一選手・別ポジション設定のカードをシーズンまたぎで複数枚持っている場合、「MFで起用するかFWで起用するか」も考慮してみてください。
【実体験・余談】All Starコンペで賞金獲得を視野に入れたMF選び
これ以降は、リミテッドよりもひとつ上のランク、レア(Rare)のカードを使ったコンペで賞金獲得に役立つ情報をお届けします。
レアのカードを持っていれば参加できるAll Star(オールスター)というコンペティションでは、ほかのプレイヤーとの競争ではない賞金獲得のチャンスがあります。具体的には、自チームが合計で205ポイント以上取れば25ドル、250ポイント以上取れば50ドルの賞金がもらえます。
このコンペティションで賞金を狙うにあたり、できるだけ予算を抑えて効果的にスコアが狙えるミッドフィルダー獲得のコツをご覧ください。(ただし、本ページを執筆する前に、手探りで挑戦した際の記録となりますので、失敗談も多めですw)
*選手カードの価格はドル表示にしています。実際の取引は、仮想通貨のイーサリアム(ETH)で行われているため、法定通貨での価格は、ETHのレートにより変動します。
オールスター(レア)の賞金を視野に入れたMF獲得例
1枚目は、以前購入した柏レイソルの戸嶋祥郎選手(2021シーズンの+5%のカード)
2枚目は、名古屋グランパスのレオ・シルバ選手(2021シーズンの鹿島アントラーズ在籍時の+3.5%のカード)
【1人目】戸嶋祥郎選手を獲得した経緯
戸嶋祥郎選手は、私がSorareを始めたときに「レアカードも1枚購入しておきたい」と思って最初に買った選手です。正直なところ、思い入れがあるというだけで、データなど何も調べずに購入しました。
データを眺めてみると、2022シーズンは出場機会に恵まれておらず、スコアもやや低めになっていますね。
でも、信じて応援するだけ、そういう選手です。
【2人目】レオ・シルバ選手を獲得した経緯
Rare All Starコンペでの賞金を狙って獲得したのが、2枚目のレオ・シルバ選手です。
J1の選手に絞って検索し、ベストバリューを眺めていて「お買い得だ」と思った選手です。
実際にデータを見ても、価格以上の活躍を期待できそうだと思いました。ここ5試合のスコアは悪くありません。
ということで、いきなり購入!・・・はせず、その選手のカード一覧をチェックして、もっとも良いカードを見極めました。
レオ・シルバ選手のレアカードを眺めると、オークションの入札(Bid)で競るという選択肢もありましたが、終了まで約2日あるので待てません。
そのため、即買える「Buy」がついた候補から選ぶことにしました。
最新シーズンのカードは、スコアにボーナス率5%が上乗せされた特典が付いているものの、来シーズンに新しいカードが発行されると上乗せは消えます。
一覧に並んだカードは、ほとんど価格が同じです。そのなかで、昨シーズンのカードに+3.5%が付いていたので、お買い得だと感じました。選手が引退しない限りは、長い目で見てお得かと。
例えば、2022シーズンのカードで+5.5%と付いているものは、2023シーズンに新しいカードが発行された時点で、5%が消えて+0.5%のボーナス率になってしまいます。
失敗談:ポジションはよく確認しよう(3人目 松尾佑介選手)
・・・ここで、私の勝手な思い込みで、1つ失敗してしまいました。
勝手にフォワードのイメージで購入した松尾佑介選手のカードが、よく見たらミッドフィルダーでしたw
ということで、ミッドフィルダーのカードは合計3枚に。
松尾佑介は思い入れがある選手なんです。分かりやすく結果を出していることもあり、100ドル程度で購入できるのはお得だなと。
フォワードのイメージで購入したので誤算もありますが、せっかくなのでミッドフィルダーとして頑張ってもらいます。
失敗談:ポジションはちゃんと確認しよう(再度)(4人目 齋藤学選手)
さらにさらに失敗、、
齋藤 学選手をフォワードとして購入するつもりで検索。価格と+%の良さで選んだカードが、なんとミッドフィルダーで登録されていた2020シーズンのものでした。
結果的に、ミッドフィルダーカードが4枚にw
フォワードの方も獲得したので、齋藤 学選手のカードは現在2枚保持状態になっています。
所属の水原三星ブルーウィングスでは、途中出場が多いので、やや使いにくい。
ミッドフィルダーの場合は失点で減点があるので、怖さもありつつです。ただ、短い時間でも結果を出せば、9月18日の試合のように67ポイントとか稼いでくれることもあります。
韓国Kリーグは、33節終了後から上位と下位に分かれてのプレーオフラウンドに入ります。水原三星ブルーウィングスは降格ラウンド(残留をかけた残り6試合)を戦います。レギュラーシーズンの下位グループで戦うため「結果を残しやすいのではないか」という安易な期待を持ちながら眺めています。
そんな感じで、選手が所属しているチームのリーグ戦の仕組みも、カードの選び方の鍵になるでしょう。
ポジションの確認は大切、そんな実体験でしたw
【5人目】西翼選手を獲得した経緯
2022年9月26に追加購入しました。
アジアサッカーのシーズンも終盤。少しギャンブルになりますが、韓国2部リーグで最近活躍が目立つ日本人選手をチェック。
西翼(にし つばさ)選手。大邱FCで活躍し、今シーズンは2部のソウルイーランドでプレーしています。彼が10ドル未満で出ていたので獲得。
来季もそのまま2部リーグでプレーしたり、Sorareが対象としていないヨーロッパのチームへの移籍の可能性もゼロではありません。しかし、この価格であれば、獲得しても良さそうなところまできていましたので購入しました。
もう1人、2部の大田シチズンでプレーする石田雅俊選手は、チームの1部リーグ昇格の可能性が高い位置にいることもあり、価格が下がっていません。
そのため、現時点では保留しています。
【6人目】小川慶治朗選手を獲得した経緯
2022年10月10日に13.25ドルで獲得した小川慶治朗選手は、今シーズンから韓国Kリーグ1部のFCソウルに移籍してプレー
この時点でチームは降格ラウンドを戦うことになり、残留できるかできないかも際どい位置にいる状況で、途中出場か出場なしという状況が続くということで、価格がここまで下がっているわけですが、これまでのキャリアを考えれば、このチームでの今シーズンを見れば、期待外れに終わるわけですが、Jリーグ復帰なども含めて可能性があるかと考え、この時点で確保するという流れに至りました。
【7人目】新井晴樹選手を獲得した経緯
2022年10月19日に獲得
2022シーズンのアジアのリーグが最終盤となり、本格的に2023年のアジアのリーグが開幕する2月3月あたりまでの間にレアオールスターに参加できる選手の追加が必要となる時期になりました。
間違いなどもあり、ミッドフィルダーの選手を確保している枚数自体は多いのですが、全てアジアのリーグでプレーする選手ということで、ヨーロッパの選手を1名取り急ぎ追加したい(でも安価で)ということで、ブックメーカーファンの方でも紹介しているライブストリーミングで視聴できる日本人選手のところでチェックしながら獲得候補として考えていた新井晴樹選手を獲得しました。
クロアチアリーグのシベニクというチームでプレーしている選手で、このリーグがsorare対象リーグ。
平均のスコアが安定しているということでもないのですが、スタメン定着している選手で価格もかなり安いことから獲得しました。
GW316で早速ミッドフィルダー枠でメンバーに入れ、45ポイント獲得してくれたことで、あと1選手の試合を残した状態で205ポイント越えの25ドルの報酬以上のスコアを確定してくれたということで、これだけでも、獲得成功と判断できる展開になっています。
【8人目】柴崎岳選手を獲得した経緯
2022年10月24日に獲得
お馴染み日本代表にも選出される柴崎岳選手ですね。
7人目の新井晴樹選手の獲得でヨーロッパでプレーするミッドフィルダーのレアカードが1枚となりましたが、2名以上は確保していきたいということと、GW316で賞金も獲得できたので、もう一人ミッドフィルダーを探していました。
もちろん、サッカー選手としてはベテランの域に入っている柴崎岳選手ということで、不安定な要素も増えていますが、sorareでヨーロッパの主要リーグの2部が対象になるコンペティションも登場し、スペイン2部のレガネスで主力となっている柴崎岳選手は大変魅力的
sorareがスタートした2019年には3部のデポルティヴォ・ラ・コルーニャに所属しており、その後は、この2部のレガネスに所属していたということで、柴崎岳選手のカードは、2022-2023シーズンまで発行されたことがなく、ここ最近、カード発行がされ始めています。
価格も安定しないところではありますが、このクラスの選手で2部リーグのコンペでも使えるリーグ、チームのスタメン選手なので84.94ドルの価格は悪くないかなと思い購入しています。
もう一歩、先を行く投資として、このページでお勧めのタイプの選手として紹介している遠藤航選手の購入も検討しましたが、もう少し保留です。
2022年10月24日現在でレアカードは200ドルあたりの価格で販売はされていますが、この先どうなるかですね。
11月のワールドカップで更に活躍すると価格は跳ね上がる可能性もありますね。
SorareのMF(MID)カードの選び方まとめ
いかがでしょうか?Sorareにおけるミッドフィルダーのカードの選び方はイメージできましたか?ミッドフィルダーならではのスコアの加点・減点対象、特徴や傾向を知っているか知らないかで、選ぶカードが変わってくることがお分かりいただけたと思います。
MFの判断基準は大きく分けると2つ。ゴールやアシストなど結果を残す攻撃的な選手か、中盤で守備をしっかり固める選手か。あとは、シーズンによってカードに設定されたポジションが変わる可能性があるので、その点もご注意ください。
以上、Sorareのミッドフィルダーの選手選びのお手伝いになれば嬉しいです!
ポジション別ヒント
- Sorareのカードの選び方(FW編)
- Sorareのカードの選び方(MF編)
- Sorareのカードの選び方(DF編)
- Sorareのカードの選び方(GK編)