【浦和ブクメ】2025年11月3日 浦和レッズユース 2-2 延長=0-0 PK=1-4 サガン鳥栖 U-18(Jユースカップ) ・・・大きな経験、次に活かして

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どうも、ブクメです☆

Jユースカップのレギュレーションが現在のようにU17以下(オーバーエイジ枠でU18がFP3名、GK1名)になってから初めてこの大会を観戦してきて(1stラウンドの初戦は、情報収集不足で気がついたら終わっていたので厳密には、1stラウンド2戦目からになりますが)、正直なところ、最初の方はこの大会の意義みたいなものを実感として、あまり理解できずにいました。

高校サッカーは選手権が3年生最後の大会で最大で翌年の年始まで続く。

Jユースでは、リーグ戦が12月中旬に終わり、それ以外のカップ戦としては、このJユースカップが3年生の最後の大会(優勝すると、もう一つの大会にも参加できる)みたいなイメージでいたことも大きかったのです。

こういうのをリセットするまでに時間のかかる方で、理屈としてではなく実感として受け入れない部分があったので、2ndラウンドの仕組みが理解できないなど、一緒に遠征していただいた方にもクドクドこの日の移動中も言っていたくらいw

だから、通過点の大会として、ここまでの試合で見せていた、1、2年生のゴールに向かう姿勢の強い選手の割合が圧倒的な結果につながることも多い流れをそのまま存分にぶつけてカップ戦らしく突っ走って優勝するところが見られれば良いなという印象もある程度持っていました。

でも、このラウンドに入って大会の印象もガラッと変わりました。

その辺は、後ほど試合についてのところで触れようと思いますが、結果として、この大会のレギュレーション変更(2ndラウンドだけはもう少し工夫して欲しいけど)がU17以下の選手の出場機会のみではなく、このラウンドまで勝ち上がることで大きな真剣勝負の経験も積めるものとして、アップデートして、来年はこの大会の浦和レッズユースの戦いを追って行きたいと思います。

さてさて、試合についての前に、脱線も私のブログの特徴ということで、いつも通り、今回の現地までの移動について少し書かせてもらいますね。

Jヴィレッジは、浦和レッズの育成カテゴリの試合としては、かなり久し振りになりますが、これまでにジュニアユースの大会や、数年前には、自治体サッカーの全国大会(これも浦和レッズユース出身の選手が数名所属しているチームを見るため/この試合)足を運んだりで、イメージができる会場で、なんだか余裕に行けるつもりでいて、下道で行くことになり、知人をピックアップして、深夜に出発して、googleマップが選ぶ、これまで行ったことないような道があったら積極的に選択していたら、思ったより山越えが多いルートになったりしつつ、ここに行くときには毎回立ち寄る、道の駅よつくら港に立ち寄りつつ、残念ながら、到着時間がオープン前ということで、トイレ休憩程度になりましたが、旅気分も楽しみつつ、毎回こういう遠方での試合は足を運ぶだけでもワクワクするので、ここまで勝ち進んでくれた選手たちに感謝です!

ただ、一つの失敗が大きな失敗になったなと反省したのは、睡眠時間が足りなかったことで移動している時間が、通常は私が眠っている時間と重なったことで、行きは、向かうテンションのまま問題なく到着し、試合中も熱狂させてくれるような試合運びで、アドレナリンが応援するこちら側にも出て、集中して終了までを見届けたのですが、帰宅の際の道中は、一気に睡眠不足と行きに調子に乗って山越えのルートなどを選んだことでの疲労が出たのか、知人に若干迷惑や心配をかける流れになってしまいました、、、

ということで、道の駅よつくら港の写真を2枚ほど載せつつ、試合の話に移ります。

ブログの更新情報はX(addfootと言うサイトのSNS)で行なっており、先日からインスタのアカウント(こちらは、urawabukumeとして浦和の育成関連メイン)も作成して投稿を試しています。よろしければフォローお願いします。フォローしなくても情報など気になる場合は、ご活用ください。

目次

試合について

試合が始まって、まず感じたのは、これまでのこの大会やS2リーグ、U16リーグを戦ってきたメンバーが多いこのチームの成長曲線を描いてきた中での最近の印象とは違ったスタートで、正直最初は、プレミアリーグの青森山田戦の時のような印象を持ったのも事実です。

相手がこの時点でプレミアリーグウェストで1位のサガン鳥栖U-18だからなのか、また、セントラル方式で会場や雰囲気が全く違う試合だったからなのか、プレミアのように相手を研究して、相手の戦術や選手の傾向に合わせて対策をとったのか、細かいところはわかりませんが、受け身のスタートのような印象の立ち上がりでロングボールが多い印象となりました(この辺が、このラウンドからのこの大会の雰囲気が変わったなという意味と、U17以下の選手としての経験値が数倍高められる大会になったなと感じたことの一つ。プレミアに通じるところ。)

私自身は、ちょっと不貞腐れかけていた(相手を飲み込んでしまうようなサッカーがこのチームの魅力だと思っているから)のですが、横浜FCユース戦で復活した40番中村 虎太郎の気合の入った前線でのプレーなどから、徐々にチーム自体のスイッチが良い意味で入り、出足で勝り、対人では相手の方が強い印象の選手が多く見えたものの、セカンドボールを浦和が奪って仕掛けられる回数が増え、この辺りから、自信を持って高めから奪いに行ける回数が増えていったところで、上回ったなと感じたのが前半の印象で、上回った時は浦和が飲み込む展開に持っていけるくらいの勢いと集中力が見られるようになりました(いつも通りのチームの印象。)

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メモを見返してみると、前半10分前後には、高めの位置で29番吉田 真信が奪って40番中村 虎太郎のシュートに繋がった場面や、35番高橋 温郎が奪ってから40番中村 虎太郎と20番中田 夕也のテンポ良いパスで崩しにかかった場面など、相手の攻撃を奪って高い位置から反撃に転じる場面が増えていたことがわかります。

39番田中 暖大からは、守備の意識高めに、味方を鼓舞する声が頻繁に、16番小川 直澄もおそらくこの試合は、守備の面でのスペースのケアを拮抗した展開やビハインドで追う展開でも前線やサイドの選手が攻撃に関わった時の攻撃が機能していたので、バランスを取っていたのかなと感じました。

相手の強さとして、突出したスピードのある選手はいるように感じられなかったものの、駆け引きから裏へ抜けるプレーに長けた選手が何人かいて、そこにタイミングよく出せる選手が一人いて、間から抜け出されたときに怖さを感じるケースがあったものの、特に浦和の右サイド(相手の左サイド)へのサイドからの縦パスからの攻撃に関しては、17番木下 侑也を中心に、かなりの頻度で潰しきれていたため、相手としてはサイド攻撃に難しさを感じていたと思います。

また、これも25番佐藤 大翔の特徴なんだろうなと思うのですが、25番佐藤 大翔がゴールを守った時の試合は、オフサイドを取れる回数が多いなと感じることがここ何試合かあったのですが、この試合も、結構抜け出したい相手選手に対してのケアができてオフサイドを取れていたと思います(もちろんセンターバックのラインコントロールあってのことだとは思いますが、含めてのGKのラインコントロールのようにも感じます。)

この試合では、前半31分と後半終了間際に失点をしていますが、ここはプレミアリーグも含めて、今年の浦和レッズユース全体として感じる失点のところで、流れでは集中した守備を見せているところがスポットで味方任せになるのか、フリーで決められる試合が多いところが出てしまったようにも感じます。

この辺は39番田中 暖大がスタンドの私たちにもしっかり聞こえるように、マークしている選手を外さないようにと味方を何度も鼓舞していたため、その辺はチームの課題としては認識されていて、改善はしてきていても、継続した課題ではあるのかなと感じます。

ここがしっかりなるともっと安定した戦いができるのかなと思うのは、守備の時の声掛けが弱いところで、やはりこの試合でも流れの中での声掛けはできている、対人は問題なく、ポジションどりも良い、それなのに、試合の中で混雑した場面や、どちらが対応するか、という局面でどちらも声をかけないで、若干ヒヤリとする対応になることがある場面。もちろん、チームはバランスなので、全ての選手が声を出す必要はないとは思いますが、この局面での声の掛け合いは必須だったよなと私は思った時が割とあります。

ただ、こういったところよりも、私は飲み込んでしまうチームになってほしいと期待するところの方が最近は多くなってきていて、この試合でも、浦和ペースになった時の右サイドの24番福原 琉空の仕掛けで、狙ったプレーだと想定して(結果的に通ったとも見えるので)、独特のリズムで相手の股を抜いたパスを通したところや、ドリブルでの仕掛けの表現が難しいのですが、フワッとしたドリブルでの抜き方とか、これが特徴だったらすごい武器になるなと感じるところが見られたり、決めるところに焦点が当たりがち(私も細かい特徴よりもチャンスで決めてくれるイメージばかりが先行していた)40番中村 虎太郎の決める以外の味方とのコンビネーションなどの動きもこの試合は、多く見られたのですよね。

くどくチームはバランスのところを書くと、16番小川 直澄が先ほど、この試合は守備の意識が高めと書きましたが、ちょうど、2-1と浦和が逆転したすぐ後くらいのプレーで、試合を楽にするならここで畳み掛けるべきだよなと思っていたところで、そういうプレーをしてくれたので余計に印象的でメモに残したのかもしれませんが、受け身になる相手の嫌がる高めのスペースにかなり良いタイミングで走り込んでいたのですよね。

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↑これ

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左コーナーキックのところで、主に39番田中 暖大が担当して、この試合ではニア低めに蹴る回数が多かったと思うのですが、これまでS2で見てきたところで、大きなチャンスにつながっていた、ゴールに直接向かうようなキックを混ぜたら面白そうと思ったのですが、この試合では低め低めでしたね、途中からは16番小川 直澄が担当するようになっていましたね、この辺は、今後、それぞれがそれぞれの特徴で蹴り分けてゴールにつながるプレーを想像しておきます!

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ちょっと時系列ではなくすみませんが、浦和の2点目のゴールに戻って、35番高橋 温郎からのロングスローを22番中上 遥登がすらして40番中村 虎太郎が決めたゴール。ロングスローが武器になるを結実させたゴールは素晴らしかったです!

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交代で入った選手たちのプレーでは、結果としてはゴールには至らなかったものの、40番中村 虎太郎がヘッドで流したところに走り込んだ36番西川 碧斗のプレーや、27番小野口 政心の相手ディフェンダーを一人交わしてのクロスからの36番西川 碧斗のシュート、34番仲間 栄翔からの縦パスに32番蔦澤 洋紀が抜け出して仕掛けたプレーなど、ゴールに向かったプレーもよかったです、本当に惜しかった。

限られた時間の中だったり、私個人的な印象として、本調子ではないのかな、どこか痛めているのかなという選手もいたりしたのですが、その辺はわからないので書きません。

実際に後から少し耳に入ったことでは、少し前まで高熱だったとか、足痛めていたとかもポツポツはあったらしい(でも、試合に出ている以上はそれは理由にはできないのですが、感じさせないくらいのプレーは凄かったということです。)

最後に、PKについてですが、基本的には私はPKになったところであまり触れないのですが、

総合的なところでのPKについて少し書きたいことがあるので書きますと、GK経験者でGKを指導している人の以前の声を拾うと、PKは運ではないと断言しています。

運ももちろん左右するものではありますが、PKを想定しているかしていないか、準備をしているかどうかという点では、PKが意識されたところで用意されていたかのようにGKを交代したサガン鳥栖U-18は、常にPKを想定した準備をするチームなのかなと思うところもありました。

プロでは、キッカーのクセなども研究して対戦相手の選手の傾向をキーパーが把握するのが普通とはいえ、ユースのカテゴリでそこまではしないと思いますが、できる範囲での研究がされているとか、シンプルに右利き、左利きの選手の傾向とか、疲労度を考えた時に、そこから導かれる傾向があるのかもしれないとか・・・う〜ん、どこまでやるべきなのか、私にはわかりません。

今後、PK戦での敗戦というどうしても外した選手が責任を感じてしまう状況を勝利の歓喜に確率高く変えるために、できることはあるし、そういう研究って結構楽しそうと思うところがあります。

ということで、Jユースカップでの浦和レッズユースの今シーズンの戦いはここまでになりますが、私自身はまず、ユースの試合で遠方に行くことが楽しくて仕方がない変態的なところがありますので、福島遠征を作ってくれた選手に感謝ですし、この大会の考え方に関しても、実体験で、このラウンドまで見せてくれたことで変わったこともありますし、得られたものは多かったです。

悔しいとすれば、このラウンドからのこの大会の大きさを感じたので、あと2試合、今のチームに経験して欲しかったところが終わってしまったところくらいですね。

でも、終わったことは終わったことなので、次に進みましょう!

ありがとうございました!

ではでは

メンバー

スターティングメンバー(ポジションは、公式表記のまま)

GK25佐藤 大翔
DF17木下 侑也
DF22中上 遥登
DF31瀬戸 駿
DF35高橋 温郎
MF24福原 琉空
MF39田中 暖大
MF16小川 直澄
MF20中田 夕也
FW29吉田 真信
FW40中村 虎太郎

控え選手

GK1大槻 久翔
DF26岩﨑 篤斗
DF34仲間 栄翔
MF38宮﨑 叶
MF36西川 碧斗
FW32蔦澤 洋紀
FW27小野口 政心

スタートのフォーメーションから、交代後のポジションなどを、おおまかですが、作りました

後半開始:24番福原 琉空 ⇨ 32番蔦澤 洋紀、20番中田 夕也 ⇨ 36番西川 碧斗

後半25分:29番吉田 真信 ⇨ 27番小野口 政心

後半37分:35番高橋 温郎 ⇨ 34番仲間 栄翔

得点(浦和レッズユース):40番中村 虎太郎(前半32分)、40番中村 虎太郎(後半16分)

得点(サガン鳥栖 U-18):前半18分、後半45分

試合中のメモをただ残すだけのコーナー

試合中のメモをスクショしたものをそのまま置いています(自分でも後で見返して、読めないものや意味がわからなくなるものもありますが、なんとなく雰囲気は掴めるかもしれないので、載せています。)

写真並べてみました!

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この記事を書いた人

無類のビール好き&サッカーに偏った愛情を注ぐ人。浦和レッズユース中心のブロガー。楽しんだもの勝ち!日本人は、とりあえず海外に飛び出すだけでも経験値積みまくれると実感して、無責任に伝えたくなっている人。

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