どうも、浦和サポブクメです☆
この時期は、名称が似ていてやや、どの大会が何だったか混乱するようなジュニアユースの大会が開催されます。
今日からスタートした大会は、埼玉新聞社旗争奪の埼玉県ユースU-15の大会になります。この大会は、既に高円宮杯の関東予選に出場資格のある関東U15リーグに参加しているチームなどにはあまり関係ないですが、その予選に出るための埼玉県の代表を決める予選も兼ねています。
対戦相手は、FC深谷となります。
浦和レッズジュニアユースの場合は、決勝トーナメントの準々決勝から登場することになり、直接日程が被ることはないものの、関東U15リーグの前後に行われる日程構成もあり、やや大会に臨むモチベーションとしては難しい大会ではあります。
同様に、こちらは完全に関東U15リーグと被る10月6日からスタートする大会で埼玉県クラブユースU15という大会も始まります。
基本的に、2年生と3年生をミックスさせたようなチームでほかの公式戦とバランスを取りながら大会に臨んでいくようです。
では、大まかにしかチェックできていないのですが、試合の話に移ります。おそらくあっていると思いますが、出場選手など間違っていたらご指摘ください。
この試合のスタメンは以下、
GK1番関敦也、DFが左サイドバックに2番信沢啓人、右サイドバックに20番渡辺将矢、センターバックに4番浅賀祐太と6番小崎魁、MFがボランチに19番知久航介、トップ下に23番平野正人と10番小田切真人、FWが左に5番伊藤敦樹、右に22番萩原大智、真ん中に12番轡田登
となります。
3年生3人と2年生8人という構成になります。
攻撃のところでの狙いがなかなか分かりにくいような立ち上がりで、相手に攻め込まれる時間が長いという展開で試合が進んでいきます。
例えば、22番萩原大智のミドルシュートであったり、12番轡田登の落としから、10番小田切真人から左の5番伊藤敦樹に開いてサイドからオーバーラップを仕掛ける2番信沢啓人に出して仕掛けるなど、数人が連動して仕掛けるという場面もあったことにはあったのですが、なかなか思うように行かず、人のいないところに出したり、前線でボールが収まらないというケースの方が多く感じました。
前半で最も惜しかった場面は、20分の5番伊藤敦樹から19番知久航介、そこから裏へ抜け出した12番轡田登がオフサイドになった場面だったかと思います。
逆に、前半終了間際に、決定的な場面を立て続けに2度ほど作られるものの、ここは相手のミスにも助けられ0-0でハーフタイムに入ります。
後半スタートから、5番伊藤敦樹に代わって17番関慎之介が入ります。
後半開始からいきなり22番萩原大智がドリブルで突破してキーパーと1対1になる場面など2度ほど決定的な場面を作るものの、ここを決めきることができず。
10分に20番渡辺将矢のオーバーラップからのサイドからの仕掛けで惜しいチャンスを作るも得点にはならず、ただ、後半になってからは、前半なかなか前線にボールを当てても収まらなかったところで22番萩原大智が意識的になのか指示なのかはわかりませんが、サイドから中のポジションに移動しながらいったん受けてさばいてというプレーが増えたことで前半と比べると攻撃にリズムがある時間帯が多かったとも言えます。
ただ、やはり最後のところでしっかり跳ね返しているので問題ないといえば問題はないのですが、守備に回る時間も多かったと思います(見ている位置から後半の浦和の自陣は遠い位置で、なかなか近くでプレーしてくれないということが多く感じたので、やはり攻められている時間も長かったのかと思います。)
15分に、12番轡田登に代えて24番町田ジェフリーが入ります。
町田ジェフリーは前線でパスを受けて上手くさばくことができる選手なので、より攻撃部分で活性化されることが期待されましたが、やはり全体的にメンバー構成がいつもと違うということから、意思疎通がしっくりこないのかなという部分も見受けられ、選手の持ち味がなかなか見られない印象があったのですが、やはり町田ジェフリーにしてもやや動きにくそうな印象が感じられました。
それでも、前線で持ち上がる場面などは作っており、そこではパスの選択肢をしてディフェンダーに防がれてしまいましたが、ここでは思い切って仕掛けてほしかったと思いつつ、得点の可能性も少しずつできてきた時間帯でした。
ただ、やはり決められる時に決めておかないとというのが出てしまったというか、25分に失点を喫してしまい0-1とされてしまい、ビハインドを背負った状態で残り10分ほどとなってしまいます。
失点の後、19番知久航介に代わり13番清水裕太が入ります。
同点を狙って浦和が攻める中で、迎えた29分に、フリーキックの流れから最終的にはオウンゴールと判断されるかもしれませんが、22番萩原大智が競り合って(ヘッド?)流れから、ゴールが生まれます。
何はともあれ試合終盤で1-1の同点に追いつき、試合は終了。10分ハーフの延長戦に入ります。
延長戦でも、得点がなかなか決まらず、延長後半に17番関慎之介に代わり21番田中拓真を投入するなど、得点を奪うための交代も行いつつ攻めるも、なかなか決まらず、なんとなくPKになる雰囲気もできつつあった延長後半残り数分というところで22番萩原大智が試合を決めるゴールを決めてくれ、結果的に2-1で浦和の勝利となりました。
正直なところ、色々な試合を見る中で、この選手のこういうプレーが良いな~という持ち味の部分を十分見られなかった選手が多い試合だった印象ですが、結果的に勝利したことが大きく、持ち味が見られないということは、本人の意識にも問題はあるかもしれませんが、メンバー構成が変わったりした部分での迷いやコミュニケーションの部分もあると思います。この大会は、こういう構成で戦っていくことになると思うので、一つでも多く戦って、いかにメンバー構成が変わった中で順応して持ち味を多くの選手が見せられるようになるかが重要になると思いますし、いわゆる環境適応能力が試される大会と考えてもよいのかもしれません。
この大会は、3位決定戦もあるため準決勝に進出した時点で確実にあと2試合は戦うことができます。
試合に勝つことも重要。あとは、この大会の中での成長を次の試合、その次の試合で見せてください。
・・・それにしても、思った以上に蒸し暑い中での試合となりましたね。
お疲れ様でした。
ではでは~。
おまけの写真。